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新年、二日目。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は、去年は色々(主に精神面で)追い詰められた感じで。
後半はもう全てどうでもよくなるくらい人生捨てる気でも有り。
気分的には、比較的長かったような感じです。
新年明けても、これから仕事や、資格取りや、バイトやらで追い立てられてて、精神的にあまり穏やかに迎えられた感じがしませんが。
それでも、これを区切りに、これから頑張っていきたいと思います。
さて、以前買った「sweet pool」ですが、コンプしました。
結局、やる機会と気分が一致せず。
年越しを目前にして、唐突に31日からやり始め。
1日の日の出を背に、プレイしながら新年を迎え。
そしてまた明け方近くまでプレイしてフルコンプしました。
年跨ぎながら腐りきった感満載(笑)
でも、私的に良作で、今でも余韻から覚めません♡
感想は以下。 ※一応ネタばれ有るかも知れないので、未プレイの方はお気とつけて。
これは本当に苦手な人は苦手だろうなと思う。
表現や音響も生々しいし、血や肉の絵を見るだけでもダメな人はダメだろうし。
できれば、耐性がある人じゃないと結構気分が落ち込むだろうね。
私はこういうの大好きだから全然平気ですが(笑)
でも、さすがに気分がちょっと沈んだ。
全体的なグロさというより、哲雄と蓉司の間に漂う空気とか。
蓉司を取り巻く周囲も。
全て存在が純粋に残酷で。
閉鎖的で、深く重く。
グラフィックや文面の節々に見られる肉や血の生々しさはグロいのに。
それに反して、物語はどこまでも綺麗で切なくて。
一途な思いが、胸にのしかかって。
嫌悪感を抱くよりも、その深さに呑まれた。
余韻が凄まじ過ぎて、頭が混沌としてる。
多分、一般的なハッピーエンドがないからっていうのもあるんだろうけど。
肉や血の生々しさがそこにある全てに存在感を与えているのに。
非日常なその存在感が逆に客観的な距離感を取らせて。
何よりも肉欲的なのに、全てにおいて精神的で。
それが儚さを感じさせて。
一対一のハッピーという形が存在しないことにもやもやとするも。
一対一の交わりが最上級のプラトニックと考えるならば、切なくもありながら、納得もできる。
主ルートである哲雄と蓉司のエンドでさえ、形らしい形が残らず。
エンドは、哀しくて泣くとかより、やりきれない気持ちに似た切なさに涙が出た。
妙にリアルで、でも本当に存在していたのかとさえ思えて。
やっぱり物語だと思わせる、そんな物語だったと思う一作でした。
後は、純成がまんま子供版蓉司だったり、お姉さん見たとき、女版蓉司?!と驚いたり(笑)
姫谷と上屋の会話で終わるEDで、銃をぶっ放した姫谷が憎らしかったり、切なかったり。
でも、姫谷が意外と好きだったり。
善弥の奇行が最終的に愛らしくなったり。
緑川さんの腕っぷしに驚かされたり。
一番無関係な睦が病んでいくのに胸が苦しかったり。
哲雄の一途さに笑えてきたり、切なくなったり。
他にも色々と湧き上がるものがあるんだけど。
う~ん、纏められない。
これ以上書いたら余計わけわからないこと書きそうなので。
とりあえず、この辺で。
でも、いい作品だったと思います。
これ以上グロくても、私は大丈夫なので、この雰囲気を維持していって欲しいww
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