今日は、卒論の提出締め切り日だったので、ゼミの皆で集まって飲みました。
何故か私の地元で…(笑)
あ、因みに私は幹事ですが。
例え、私が一番楽だからと言って、決して私が店を決めたわけではありません。
先生のご指定です(笑)
けど、私以外ほぼ京都方面の子らばかりなのに、何故こんな大阪の端っこを先生は選んだのか。
唯一の地元民私だけだし(苦笑)
まぁ、そんな感じで、打ち上げを始めたんですが。
宴会も終わろうかという半ば、突然、先生が。
「入院します」と、切り出し。
なんでも、卵巣の辺りに、腫瘍が発見されたそうで、もうすぐにでも手術をしなくてはいけないそうな…。
しかも、その入院が、来年の1月の中旬頃らしく。
手術して、2月頃の公聴会には間に合わないそうです…。
因みに私の学校、卒論を提出しても。
口頭試問という(大体)先生2人対、生徒1人で、自分の書いた卒論について、先生に質問されることに答える、いわば面接?のようなものがあるんですが。
それを終えて、やっと卒業が確定するそうで。
でも、私の学校は、今年から、この口頭試問がなくなり。
何でも、この代わりに。
現4回生のゼミと、現3年生のゼミのグループの前で発表すると、言う公聴会形式で行なわれるそうで。
この公聴会をサボると、例え卒論を提出してても。
卒業できないそうです…。
で、つまり、先生はこの公聴会に間に合わないそうで。
もし公聴会で質問を受けても、フォローできないから、自分たちで、あるいはゼミ内の皆でお互いをフォローし合ってほしいと。
本当に申し訳なさそうに。
というか、こんな言い方は失礼だけども、全く泣くような人ではないのに。
(お酒も入っていたせいもあるんだろうけど)感極まってしまい。
涙ながらに申し訳ないと謝罪してて。
担当医にも、何とかその公聴会までは入院を延ばしてくれと頼んだらしいんだけど。
ていうか、病気が発覚したのが、すでに今年の8月頃の話だったらしく。
もうこれ以上はだめだとさすがに言われ、手術をする事になったそうな…。
その当時に話すと、私たちの卒論の事もあり、心配を掛けるから話さなかったそうなんですが。
何と言うか。
卒論を書いている時も、私は直接被害を受けていないんだけど。
確かに先生は短気な時が多く、とても切羽詰っていたから。
このせいだったんだなと。
本当に、強い人だなと思う。
まぁ、この話を聞いている最中、先生が感極まる度に、店員さんが入ってきて(お座敷でした)。
あまり重たい空気にならなかったのが、幸いかな(笑)
けど、どちらかと言えば、先生と言うより半ば「お母さん」の様で。
先生自身、私たちが自分の娘のような気がしてきたと、苦笑されていたけど。
この先生のゼミ生で本当によかったなと思う。
確かに、発表なんて、場慣れしていない私たちはとても不安だけど。
でも、すでに8月頃から延ばし延ばしで手術を先送りにしてくれたのに。
これ以上引き止めるわけにもいかないし、やるしかないんだけども。
不安でも、公聴会に出れば、出来はどうあれ、卒業はできるわけだし。
何より、どんなにあたふたとしても、卒業をしないと、先生に申し訳ないよね。
多分、質問されたら、どう答えていいいのか、迷うし。
けど、やらないとな。
因みに、料金が約一人頭5000円近くだったのに。
先生が「3500円でいい」というので、それはいかんと、学生と先生と押し問答した末。
一人4000円で方が付き。
4000円づつ集めて、後は3万程先生が足してお会計をしたんですが。
しかし先生は何を思ったのか、お釣りを皆に配りだし。
1000円返してもらしました…。
どうしちゃったんだろう先生…。
一足早いお年玉?と、皆で首を傾げた小話(笑)